【イベントレポート】「ツナグ・アートワークス in チトセピアホール」


チトセピアホールでは「ツナグ・アートワークス in チトセピアホール」を、11月25日に開催しました。

アートを通して障がい者支援をおこなうNPO団体「ツナグファミリー」が中心となって実施しているこのワークショップ、いつもは江戸町の事務所兼アトリエで実施しているのですが、この日だけはそこを飛び出して、チトセピアホールの客席部分を特設アトリエスペースとして、広々とした空間で創作してみよう!という試みで2015年からスタート、今回はコロナ禍での中止を挟んで4年ぶりに6回目の開催となります。

この日はアトリエでの活動にいつも参加している方たちだけでなく、ホールの近所にお住まいのお友達や保護者の方などたくさんの人たちにご参加いただき、広々としたスペースで自由に制作を楽しみました。

今回は半透明のグラシン紙を劇場客席部分のバトンから吊るし、思い思いの絵を描いていきます。

最後は自分の作品を持っていっしょに記念撮影。みんな笑顔がステキですね。

10時から描き始めて気がつけば時計が12時を迎えようとする頃には2m×1.5mの作品が4枚完成、あっという間の2時間でした!!

そして今回制作した作品とこれまでにツナグファミリーが作ってきた作品は、来年1月8日に開催される『音の行方』上映会&トーク!ライブ!!の舞台美術として展示されます。神戸を拠点に活動する知的な障害のある人を含むアーティスト大集団「音遊びの会」のドキュメンタリー映画の上映、そして監督と「音遊びの会」を迎えてのライブが行われるスペシャルなイベントです。ご期待ください!



チトセピアホールは今後も地域の方々やNPO、大学と一緒に様々な自主事業を実施していく予定です。これからの活動にご期待ください!

【実施概要】
(日  時) 2023年11月25日 10時~11時30分
(主  催) 長崎市チトセピアホール 指定管理者 有限会社ステージサービス
(共  催) NPO法人 Tsunagu family
令和5年度長崎県障害者芸術文化の発表の機会確保事業