長崎市チトセピアホールでは1月17日に自主事業として「二階堂和美のコンサート」を開催しました!当日は長崎市内だけでなく佐賀や北九州、大分からお越しいただいたお客様もいらっしゃって、大盛況となりました。
今回は「みんなで楽しめるコンサート」をテーマに、客席前方はクッションマットフロアを設営して、ゆったりリラックスして楽しめるスペースをご用意。開演前のひとときもすっかりほっこりムードです。
そして14時にコンサートは開演、「萌芽恋唄」で幕開けです。第一声で会場を惹きつけてしまう魅力的な歌声、これこそが二階堂さんの真骨頂ですね。
今日の二階堂さんのバンドは、ベースにガンジー西垣さん、ピアノに黒瀬みどりさんを交えたトリオ編成。「とつとつアイラヴユー」、「いつのまにやら現在でした」など2011年に発表されたアルバム『にじみ』からの曲を中心に「ケ・セラ・セラ」などのカバー楽曲を織り交ぜつつ、和やかなムードでライブは進行します。
第一部の最後はギターを弾きながらの「あなたと歩くの」。曲間には会場とのコールアンドレスポンスもあって、賑々しく第一部は終了しました。
第二部の幕開けは二階堂さんが突然の客席から登場!「長崎は今日も雨だった」から「女はつらいよ」のメドレーで客席を練り歩き、会場が笑顔で溢れます。
平和への思いを綴った美空ひばりの「一本の鉛筆」のカバー、被爆70年の節目の年に書かれた「伝える花」、そしてスタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』の主題歌「いのちの記憶」。まっすぐな言葉で平和の大切さ、命の尊さが歌われます。
本編ラストはサンバ調の「お別れの時」。座って観ていた子どもたちが踊り出す賑やかさ、楽しさです!
アンコールは「黄昏のビギン」、「愛の讃歌」、そしてダブルアンコールでルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」」(“What a Wonderful World”)」のカバーを披露して、2時間17曲のステージは終了。
愛らしいキャラクターと説得力あふれる歌声。二階堂さんの「うたのちから」を堪能できたコンサートでした!
今回の舞台美術として大きく掲げられたタペストリー。これは、長崎でアートを通じて障がい者支援をおこなっているNPO「TSUNAGU FAMILY」の活動の中で産み出された作品たちです。今回のコンサートの趣旨に賛同いただき作品をご提供いただきました。ありがとうございました!
【実施概要】
(日 時) 平成28年1月17日(日) 14時~16時
(参加者数) 160名
(主 催) 長崎市チトセピアホール 指定管理者 有限会社ステージサービス