11月14日、チトセピアホールでマームと誰かさん「ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜」が上演されました。本作はマームとジプシーと歌人・穂村弘さんとブックデザイナー・名久井直子さんとの共作として2017年に発表されたもので、穂村さんや名久井さんへのインタビュー、書き下ろし含む穂村さんのテキストや短歌、多くの要素から構成されています。再演にあたっては公募によって集まった様々な会場を巡ることをコンセプトに、九州ではチトセピアホールだけの上演、しかもマームとジプシー初の長崎公演ということもあり、県内外より沢山の方にご来場いただきました。
終演後は穂村さんと名久井さんに、マームとジプシー主宰の藤田貴大さんを交えたトーク。
本作ができあがるまでの過程やエピソード、事実の断片をコラージュして作品化していく手法などについて語られました。
ロビーでは穂村さんと名久井さんの創作の現場が垣間見える展示も。
終演後にはサイン会も開催され、盛況のうちにマームとジプシーの長崎初公演は終了しました。
【実施概要】
穂村弘×マームとジプシー×名久井直子
『ぬいぐるみたちがなんだか変だよと囁いている引っ越しの夜』
(日 時) 令和元年11月14日(木) 19時~20時45分
(主 催) 合同会社マームとジプシー
(共 催) 長崎市チトセピアホール 指定管理者 有限会社ステージサービス
上演台本・演出/藤田貴大
<CAST> 青柳いづみ 尾野島慎太朗
<STAFF> テキスト/穂村弘 名久井直子 映像/召田実子 映像オペレーター/小西楓 制作/林香菜 古閑詩織