【イベントレポート】チトセピアレコード大學 第四講

「チトセピアレコード大學 第四講」を、3月13日に開催しました。アナログレコードとそれにまつわる音楽の四方山話を楽しもうというこの企画、おかげさまで会を重ねること4回。今回も30名超の方々にご参加いただきました。
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「チトセピアレコード大學 第四講」、最初の講義はながさきダンカーズ倶楽部の井出さん。友部正人の「にんじん」に収められた“長崎慕情”から始まったトークは70年代の漫画雑誌「ガロ」に及び、最後は近頃イギリスで復刻された浅川マキのコンピレーションの話題へ。昔の音源も見方ひとつで新鮮なものに聴こえ出す、というお話でした。
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続いて毎回好評の「私の一枚」のコーナー。
郷ひろみからケネディ大統領の演説のレコード、サラ・ヴォーンから鈴木慶一の新バンドまで。今回も参加者の方々それぞれの音楽愛、アナログ愛がうかがえるセレクションとなりました。
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そして今回の真打ち登場。長崎市でレコードショップ「サニーボーイ」を営んで30有余年、「サニーボーイ」店主の長池伸二さんです。ポール・サイモンからはじまった自身の音楽遍歴について語っていただきました。
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店名の由来となったサニー・ボーイ・ウィリアムスンの「ダウン・アンド・アウト・ブルース」。
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83年に中島川沿いにオープンした当時のビルは現存していて、今は薬局になっています。
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93年、オープン10周年を記念したイベントに出演した高田渡さんとの思い出話やー
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実は研究を続けているというアイドルのお話。松田聖子「風立ちぬ」のスタッフやバッキングを務めたミュージシャンがいかに贅沢なプロダクションであったか、など。
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楽しいおしゃべりも気づけば2時間オーバー。最後は最も影響を受けたミュージシャンとして細野晴臣の「トロピカル・ダンディー」から“チャタヌガ・チュー・チュー”を紹介してお開きとなりました。
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「チトセピアレコード大學」、次回もお楽しみに!

【実施概要】
(日  時) 平成28年3月13日 18時30分~20時30分
(会  場) チトセピアホールロビー
(参加者数) 30名
(主  催) 長崎市チトセピアホール
(協  力) 井手達夫(ながさきダンカーズ倶楽部 代表)