【イベントレポート】「長崎の演奏家たち 名曲コンサート」

長崎市チトセピアホールでは11月5日に「名曲コンサート」を開催しました。

長崎県音楽連盟とチトセピアホールが連携して開催するこのコンサートは、“誰もが耳にしたことのある名曲をぎゅっと1時間に凝縮してお届けする”というコンセプトで、今回が7回目の開催となります。

コンサートに先駆けて、上階にある長崎市北公民館との連携企画として【北公民館秋の講座「名曲レストラン」】が開催されました。こちらは、クラシックから歌謡曲までおなじみの名曲の魅力を生演奏とともに解き明かすというもので、長崎県音楽連盟所属の音楽家の方たちをお迎えして全2回の連続講座を開講しました。

そして名曲コンサート当日、今回は“星空のディスタンス”というサブタイトルで、月や星、夜にちなんだ名曲たちが演奏されました。まずは長崎ハンドベルコミュニティーによる“木星”からスタートです。

今回の構成と演出を手掛けた林田賢さんの和やかなトークとともにコンサートは進行します。

ここからは月にちなんだ楽曲を三曲続けて。
“月の光”(ピアノ:川畠美穂)

“月夜”(二胡:松尾朱音 ピアノ:岩永愛加)

“ムーンリバー”(チェロ:村田静菜 ピアノ 山口紗弥)

ここで特別コーナー。日中韓の大学による東アジア・ミュージックフェスティバルで連携する各校をZOOMで結んでのトーク。

 

そして韓国の昌原大学校芸術大学、中国の上海師範大学音楽学院で制作された映像が上映されました。

 

 

そして合同制作作品“異国の君へ”が披露されました。

コンサートは再び演奏に戻ります。

2021年の長崎県新人演奏会2021 グランプリを受賞した中村卓士による“愛の夢”

“エストレリータ”(ヴァイオリン:時津仁美 ピアノ:中島汐音)

“ナイトクラブ1960”(サキソフォン:岩田偉 ピアノ:下条絵理子)

最後はヴォーカルを加えた四人編成で“Voyage”でコンサートを締めくくりました。(ヴォーカル:中山芽依 ヴァイオリン:時津仁美 チェロ:村田静菜 ピアノ:渡辺想)

 

【実施概要】
(日時) 令和3年11月5日 19時~20時
(主催) 長崎県音楽連盟
(共催) 有限会社ステージサービス(長崎市チトセピアホール指定管理者)
東アジア・ミュージック フェスティバル実行委員会