館長・出口が広島県公立文化施設ネットワーク勉強会で事例発表を行いました


9月19日、館長の出口が広島県公立文化施設ネットワーク主催の勉強会で事例発表を行いました。

本ネットワークは広島県下の公共ホールで組織され、その中での企画研究部会(自主事業企画力向上グループ)は、自主事業の活性化に向けた研究を行い、研究によって得た知見を基に、各施設での実践を試みることを目的としたものです。

今回、館長の出口は「マーケティング視点による持続可能な施設運営」をテーマに、広島県施策形成支援チーム政策ディレクターの宮川洋一氏を進行役に、「公共ホールの可能性を考える~長崎市チトセピアホール・北公民館・市民活動センターの事例を通して~」と題した発表を行いました。

発表に続いての質疑応答パートでは、地方の中小ホールの抱える人材難・資金難といった難局のもとでどのように自主事業を企画・実施・広報をしていくかについて、現場職員から活発な意見交換がなされました。またテーマである「マーケティング視点」については施設のカラーのブランディングを行っていくために、事業実施前の情報発信に留まらず、実施後のアーカイブを蓄積していくことの重要性が指摘されるなど、明日からの業務に活用できる実践的なノウハウの共有がなされました。

広島県公立文化施設ネットワーク勉強会
2023年9月19日(木) 広島市・port.cloud大会議室
テーマ 「マーケティング視点による持続可能な施設運営」
登壇者
・出口 亮太(長崎市チトセピアホール館長)
・宮川 洋一氏(広島県施策形成支援チーム政策ディレクター)