【イベントレポート】「ツナグ・アートワークス in チトセピアホール」

チトセピアホールでは「ツナグ・アートワークス in チトセピアホール」を、6月3日に開催しました。

アートを通して障がい者支援をおこなうNPO団体ツナグファミリー(http://tsunagu-family.org/)が中心となって実施しているこのワークショップ、いつもは江戸町の事務所兼アトリエで実施しているのですが、今回はそこを飛び出して、チトセピアホールの客席スペースを特設アトリエスペースとして、広々とした空間で創作してみよう!という試みです。


この日はアトリエでの活動にいつも参加している方たちに加え、住吉保育園や住吉幼稚園、ホールの近所にお住まいのお友達や保護者の方などたくさんの人たちにご参加いただき、広々としたスペースで自由に制作を楽しみました。また、アトリエスペースは制作だけでなく展示も出来る空間として使用し、いつもは照明機具や大道具を吊っているバトンを転用して、ツナグアートワークスで過去に作った巨大な作品も展示しました。


そして今回はスペシャルゲストとして“カフェコパンバンド”をお迎えしました。“カフェコパンバンド”は諫早の障がい者就労継続支援B型事業所「カフェコパン」の職員と利用者で結成されたバンドです。ギターをはじめとして、ベース、ウクレレ、パーカッション、ピアニカ、そしてダンサーという編成で素敵な演奏を披露してくれました!


今回のワークショップではアートマネジメントを学ぶ活水学院大学古賀ゼミの学生さんにもご協力いただき、参加者と一緒になって創作に参加してもらいました。アートイベントについて実地で学ぶ良い機会となりました。


また今回は活水学院大学古賀ゼミがツナグアートワークスとコラボしてつくわれたグッズの販売も行われました。この売上は経費を除いて原画の提供者に還元されるほか、熊本地震復興のための義援金として被災地に送られます。


最後は自分の作品を持っていっしょに記念撮影。みんな笑顔がステキですね。
10時から描き始めて気がつけば時計は12時前。あっという間の2時間でした!!

チトセピアホールは今後も地域の方々やNPO、大学と一緒に様々な自主事業を実施していく予定です。
今後の展開にご期待ください。

【実施概要】
(日  時) 平成29年6月3日 10時~12時
(会  場) チトセピアホール客席部分 特設アトリエスペース
(参加者数) 110名
(主  催) 長崎市チトセピアホール、NPO法人Tsunagu family
(協  力) 活水女子大学現代日本文化学科古賀ゼミ 障がい者就労継続支援B型事業所「カフェコパン」