【イベントレポート】「第27回 長崎の演奏家たち 名曲コンサート」

長崎市チトセピアホールでは1月16日に「名曲コンサート」を開催しました。

長崎県音楽連盟とチトセピアホールが連携して行うこのコンサートは、“誰もが耳にしたことのある名曲をぎゅっと1時間に凝縮してお届けする”というコンセプトのもと2015年よりスタート、コロナ禍の間も絶えることなく開催し、今回が11回目の開催となります。

コンサートに先駆けて、上階にある長崎市北公民館との連携企画として【北公民館秋の講座「名曲レストラン」】が開催されました。こちらは、クラシックから歌謡曲までおなじみの名曲の魅力を生演奏とともに解き明かすというもの。「名曲コンサート」のプレ講座という位置づけで2020年度からスタートし、今年で6年目となります。今年も長崎県音楽連盟所属の音楽家の方たちをお迎えして全3回の連続講座を開講しました。

今回は「世界音楽図鑑」というテーマで、世界中の音楽から1月にぴったりレパートリー、そして長崎にちなんだ名曲たちが演奏されました。

幕開けを飾るのはハンドベルあじさい。“ラデツキー行進曲”からコンサートは始まります。途中からは観客の皆さんからの手拍子も加わり、賑々しい幕開けとなりました。

本日の進行はピアノの中村卓士とヴァイオリンの時津仁美お二人。軽妙なおしゃべりで会場を盛り上げます。

続いて「春の海」。宮城道夫による邦楽の名曲を今回は岩崎梓のフルートと金澤由美子のピアノで披露。

長崎の若手音楽家によって結成された「ユニットN」から中村卓士(ピアノ)、時津仁美(ヴァイオリン)、村田静菜(チェロ)のトリオ編成で「小さな世界」。

ラフマニノフ「楽興の時 第4番」は山下賢裕のピアノソロで聞かせます。

そして金澤由美子のきらびやかなピアノによるスクリヤビン「12のエチュード Op.8-12」。

再び山下賢裕のピアノに村田静菜のチェロが加わり、ショパンの「エチュード Op.10-3」。

ここでひと息、音楽連盟理事の河野英雄による長崎の唄コーナー。長崎を題材にした歌謡曲にまつわるエピソードをわかりやすく、楽しく解説してくれます。

若手メンバーにクラリネットの村畑幸得、ピアノに堀内伊吹を迎えての「港長崎オランダ船の、切ない別れのドラが鳴る」

時津仁美と中村卓士のデュオで「新春楽」。異国情緒あふれる楽曲が続きます。

「ロンドンデリー」と「春に寄す」は、岩崎梓のフルートと川畠美穂のピアノでしっとりとお届け。

プーランクの「クラリネットソナタ第3楽章」は村畑幸得と中村卓士のデュオ。

そして最後はシュトラウスの「春の声」を6人編成で披露。春の陽気を感じさせる温かい雰囲気に会場が包まれるなか、「名曲コンサート」は幕を閉じました。

【実施概要】
(日時) 令和8年1月16日 19時~20時30分
(主催) 長崎県音楽連盟
(共催) 有限会社ステージサービス(長崎市チトセピアホール指定管理者)