館長・出口が地域別劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会(九州地域)で講義を行いました。


10月27日館長・出口が地域別劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会(九州地域)講義を行いました。

本会は九州地域の公共ホール職員を対象にした研修会で、【コロナ後、或いはコロナ共生時代の「感動拡大」に求められる発想やセンス、スキルについて考える】というテーマのもと開催されました。沖縄県立大学・谷本教授によるアウトリーチと劇場法についての講義、熊本県立劇場・佐藤事業グループ長からはコロナ禍における「ケンゲキオンラインスクール」の取組、那覇市パレット市民劇場・濱田事務局長からは沖縄古典芸能「組踊」のオンライン配信の取組が事例紹介されました。


その中において館長の出口は、高齢化・人口減少の進む社会において地域の中小規模の文化施設の持続可能な事業運営について、長崎市チトセピアホールと北公民館の連携事業の実践事例を交えた講義を行いました。

また、翌日28日のトークセッションでは各館の取組をふまえて、劇場法に定められた文化施設の役割をあらためて考えるとともに今後の地域に求められる文化施設の役割やあり方について、施設の活性化を目指すことを目的とした地域との協働などにまつわるトークセッションが展開されました。

令和3年度文化庁委託事業 地域別劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会(九州地域)
「~アフターコロナは、感動拡大。文化ホールの起死回生~」
令和3年10月27・28日 iichiko 総合文化センター 音の泉ホール
【講師】
谷本 裕(沖縄県立芸術大学教授)
佐藤 奈々絵(熊本県立劇場 事業グループ長)
出口 亮太(長崎市チトセピアホール・北公民館 館長)
濵田 祥子(那覇市パレット市民劇場 事務局長)