【イベントレポート】「加藤種男 文化講演会『あたらしいハコモノのカタチ』」

3月4日、長崎市チトセピアホールでは自主事業として文化講演会「加藤種男 文化講演会『あたらしいハコモノのカタチ』」を開催しました。


本講演会は、チトセピアホールが公共ホール職員向けに開催していた研修会の発展形として、一般の方々にも広く参加していただけるようにリニューアルしたもので、第一回となる今回は企業によるメセナ(芸術文化活動振興支援)の最前線で芸術文化の投資効果を見つめ続けてきたクリエイティブディレクター・加藤種男をお迎えしました。


当日の会場には、県内外から公共ホールに限らず公共文化施設関係者をはじめ多くの方々にご参加いただきました。

講義のなかでは、国内外の文化施策事例を挙げながら、東京中心の画一的な文化施策からの脱却として文化の地産地消を目指す「クローズドシステム」のあり方や、少子高齢化社会で高齢者をはじめとする市民全員が積極的に文化活動に参画できる仕組みづくりについてご提言をいただきました。

チトセピアホールではこれからも地域の方々といっしょに公共文化施設のありかたについて考える講演会を企画していく予定です。ご期待下さい!

【実施概要】
(日  時) 平成31年3月4日 19時~20時30分
(主  催) 長崎市チトセピアホール 指定管理者 有限会社ステージサービス