※「チトセピア建築映画祭」は終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。
当日の様子は【イベントレポート】「チトセピア建築映画祭」をご覧ください。
建築から見える過去、現在 ― そして未来。「チトセピア建築映画祭」、この夏開催。
長崎では初公開となる国内外の建築にまつわる良質なドキュメンタリー3作品を一挙上映。
映画祭のプレイベントとして長崎を代表する名建築・西坂教会で内藤廣氏の講演会も開催!
長崎市チトセピアホールは自主事業として「チトセピア建築映画祭」を7月16日(土)に開催します。
テーマは「建築から見える過去、現在―、そして未来」。
国内外の建築とそれをとりまく社会状況に題をとったドキュメンタリー映画「誰も知らない建築のはなし」、「もしも建物が話せたら」、「GROUNDSCAPE」の上映を通して、「たてもの」と「まち」と「ひと」の関わりについて考える映画祭です。
またプレイベントとして7月15日(金)には建築家で東京大学名誉教授の内藤廣氏を迎え、長崎を代表する建築である聖フィリッポ西坂教会で、自身の建築哲学・思想についての講演会を実施します。
(※「内藤廣講演会―建築を哲学する。」の詳細についてはこちらのページをご覧ください。)
《チトセピア建築映画祭》
■平成28年7月16日(土) 9時30分開場 10時開演 (19時40分終了予定)
■鑑賞料金 各作品 1,200円(当日精算のみ) 三作通し券 3,000円
※三作通し券はHPのみでの販売です。【お問い合わせ】フォームより「通し券」という件名でお申し込みください。当日会場にてお支払いいただき通し券をお渡しいたします。
■『誰も知らない建築のはなし』(2015年 / 日本 / 監督: 石山友美) 公式サイト
建築界の巨匠たちの貴重なインタビューを通して、1970年代から現代に至るまでの日本の建築史を振り返るドキュメンタリー。この作品のために証言者として登場するのは、磯崎新、安藤忠雄、伊東豊雄、ピーター・アイゼンマン、レム・コールハースら国内外建築家をはじめとし、建築におけるポストモダンを定義づけた理論家のチャールズ・ジェンクス、日本発の国際建築雑誌『a+u』を発行した中村敏男など、建築界の巨人たちの名前が並ぶ。
■『もしも建物が話せたら』(2014年 / ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストリア、フランス、アメリカ、日本 / 監督:ヴィム・ヴェンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン、カリム・アイノズ) 公式サイト
ヴィム・ヴェンダース製作総指揮のもと、ロバート・レッドフォードを含む6人の監督が、思い入れのある建築物の心の声を描き出す、オムニバス・ドキュメンタリー。もし建物が話せたら、私たちにどのような言葉を語り掛けるのだろうか。 建物は文化を反映しており、社会を映し出す鏡でもある。一昔前、欧米ではその街を代表する建物は教会であり、教会を見ることによってその街の文化も人々の暮らしも垣間見えた。現代におけるその街を象徴する建物とは?世界の名監督6人がそれぞれの街で人々と思い出を共有する、思い出の詰まった文化的建物のストーリーを描き出す。
■『GROUNDSCAPE』(2016年 / 日本 / 監督: 岩本健太) 公式サイト
篠原修(土木設計)、内藤廣(建築)、中井祐(景観研究)、平野勝也(景観研究)、川添善行(建築)らGSデザイン会議のメンバーは各人の専門の立場から3.11以降の被災地の復興・まちづくりに携わりつづけている。2013年秋から開始されたメンバーが携わる現地をめぐる視察は今も定期的に継続されているが、この作品は2015年に大槌・陸前高田・女川・福島を巡った際の様子を記録したものである。
■主 催
チトセピア建築映画祭実行委員会
■協 力
長崎都市・景観研究所、NPO法人GSデザイン会議、聖フィリッポ西坂教会